こんにちは。マイコです。
今日は医療翻訳でとても有益な本を1冊ご紹介いたします。
他にもおすすめの本はいくつかありますが、
特に重宝している本のうちの1冊をご紹介いたします。
「アクセプト率をグッとアップさせるネイティブ発送の医学英語論文」
この本は医学論文翻訳家の前平謙二さんによって書かれています。
1ページを使って前原先生のプロフィールが書かれています。
プロフィールを見て、サービス精神にあふれる先生だなと感心しました。
前平先生は過去にP&Gのマーケティング局に15年勤務されたそうです。
どおりで!という感じです。
この類の書籍には、突き放される感を抱くことも多いのですが、
この本は読みやすくてサービス精神にあふれていると感じました。
先生は翻訳事務所も運営しておられます。
リンクはこちら→ https://www.igaku-honyaku.jp/
こちらのホームページにも有益な情報がたくさんです。
はっきり言って読まないと損です。
出版社は、医学、看護などの医療系分野を専門とするメディカ出版です。
リンクはこちら→ https://www.medica.co.jp/
こちらのサイトの「知っておきたい英略語集」も有益です。
→ https://www.medica.co.jp/englishwords/
ちなみに、
というアプリも愛用させていただいています。
この本のタイトルを見る限り、医学論文を英語で執筆するための参考書です。
実際、ネイティブ発想の英語で論文を書き、さらにアクセプトされることを応援(先生流の表現)
してくださっている参考書であります。
しかし、この本は私のような、駆け出しの英日医療翻訳者、
または、英日翻訳の勉強を始めたばかりの方にとっても大変勉強になります。
英日翻訳であっても日英翻訳であっても日本語と英語の2言語間の橋渡しであることにはかわりありません。
この本の第1章には、医学論文で頻出する50の基本動詞を使って英文を書くテクニックが書かれており、
各50の基本動詞ごとに英文と日本語訳が書かれています。
この解説が読みやすくわかりやすいのです。
字もそれほど細かくなく老眼でも読みやすいのです。(汗)
ありがたいことこの上なし。
この例文を英日または日英で訳す練習をすれば、
かなり力がつくだろうと思います。
この本はもともとはネイティブの発想で日本語を英語に変換することを目的とされていますが、
逆も大変に有効です。
この本は4つの章から成り、
およそ580の例文が載っています。
私はまず、音読しながらエクセルに全例文をひたすらにひたすらに入力しました。(下記のような感じです)
エクセルに入力例文集としてデスクトップに置いておくと、いつでも簡単に参照できます。
ちょっと調べたい単語や翻訳例を検索して見直すことができるのでとてもとても便利です。
書籍を何度も読み返すのももちろん頭に入って勉強にはなりますが、
どうしても忘れてしまいます。
ひたすら入力するのはちょっと大変ですが、慣れると楽しい作業です。
その際、英文を間違いのないように入力することが大切ですが、
それはエクセルの校閲機能を使ってスペルのチェックをすることで間違いを防ぐことができます。
自分が読んだ本や記事の中に出てきて有効な表現をエクセルに入力する習慣にしておけば、
いざというときに使えますよ。
私などは、
あの時読んだ内容なんだったっけな~
ということが頻発しているお年頃なので特に重要な習慣です。(汗)
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こんにちは、まいこです。 筆者…
医療翻訳を勉強中、もしくはお仕事をされている方にもおすすめの本を紹介いたします。
本のタイトルは「 アクセプト率をグッとアップさせるネイティブ発想の医学英語論文 」
著者はもともとP&Gでマーケティングをご担当されていた前平謙二さんです。出版社は医療関連の書籍の出版社のメディカ出版です。
この本は何度も読むのも大切ですが、エクセルに例文を入力して例文集としてデスクトップに置いておくと、いつでも参照できて超便利です。
前平先生の翻訳事務所のHPも勉強になりますのぜひぜひ読んでみてください。