【新型コロナウィルス】に関する英語


昨日、WHOが新型コロナウィルスに対して「緊急事態宣言」をしたと報じられていました。

先週一度宣言を見送られていましたが、ヒトからヒトへの感染を確認したことにより、緊急事態を宣言したとのことです。

個人的には、

従来のインフルエンザやノロウィルスに対する予防と同じで

こまめな手洗いの励行と十分な栄養と睡眠を取る

これを継続することが大切だと考えます。

今日はWHO(世界保健機構)のHPで新型コロナウィルスの記事を読みんでみたいと思います。

WHO (World Health Organization) 世界保健機構のHPにいってみました。

いまさらですがWHOって?

世界保健機関(せかいほけんきかん、: World Health Organization、: Organisation mondiale de la santé、略称WHOOMS)は、人間の健康基本的人権の一つと捉え、その達成を目的として設立された国際連合専門機関国際連合機関)である。

ウィキペディア

本部はスイスのジュネーブにありますね。日本でも英語と同じ略称のWHOを使われます。

*ちなみにスペイン語はOMS(Organización Mundial de la Salud)となります。

日本国民の健康促進に関しては厚生労働省が管理していますが、WHOは地球全体の人類の健康を管理している国際的な組織と言えるかと思います。

WHOのトップページには、マスクをした人がたくさんいる中国の駅らしい写真が出てきました。トップページの写真だけ見ても緊急事態であることを感じさせます。

昨日付けでアップされた記事(Situation Report-11のハイライト部)などから、内容理解のために必要な単語や表現を抜き出してみたいと思います。*和訳は現時点で国立感染症研究所発行の文書で使われている用語を参照しました。

新型コロナウィルス関連記事に出てくる英単語(WHO Situation Report11 HIGHLIGHTS)より

reconvene再招集する
Novel Colona Wirus (2019-nCoV) 新型コロナウィルス
The Emergency Committee 緊急委員会
International Health Regulations 国際保健規則
Public Health Emergency of International Concern国際的に懸念される公衆 衛生上の緊急事態
measure to control this outbreak この発生を制御する手段
2019-nCoV acute respiratory disease 新型コロナウイルス関連急性呼吸器疾患
WHO Information Network for Epidemics (EPI-WIN)WHO防疫情報ネットワーク
detect disease early 病気の早期探知
isolate and treat cases 隔離して手当する
trace contacts 接触者をたどる
promote social distancing 社会的距離を促進する
measures commensurate 相応の措置
the R&D (research & development) Blueprint 研究開発計画

予防に関する英語表現

WHOの新型コロナウィルスの情報のところに

Protect yourself and others from getting sickという項目があり、

上記の画像と共に手洗いの励行を推進しています。

医療関係者の間では手指衛生は感染予防の最も効果的な手段と言われることもあるくらい手洗いは重要です。

  • Frequently clean hands by using alcohol-based hand rub or soap and water; (こまめにアルコールで手を除菌する、または石鹸と流水で洗う )
  • When coughing and sneezing cover mouth and nose with flexed elbow or tissue – throw tissue away immediately and wash hands;  (咳やくしゃみをするときは口と鼻をひじかティッシュで押さえ、ティッシュはすぐに捨てて手を洗う )

手洗いに関しては上記のような表現が使われています。

マスクの感染予防効果は?

WHOの、Protect Yourselfのページをざっと読んでみても、予防にマスクを奨励する記述はありませんでした

ちなみに我々が普段使うマスクはsurgical maskと言われます。

マスクに装着に予防の効果については、保菌者がまわりに菌を飛沫させないようにすることにおいては一定の効果があるということがわかっています。

予防目的のマスク着用の効果は賛否が分かれる中、今、中国でのマスク不足がニュースになっています。マスクをしていないと非国民的な扱いを受けている映像を目にします。

これを見て、2009年の新型豚インフルエンザが神戸で発症した時のことを思い出します。

当時も電車や人混みでマスクをしていない人は白い目で見られていました。

ですが、実際マスクを買おうにもどこにも売っていない状況がありました。

マスク・パニックという表現が使わていますね。当時の記事を見つけました。

今中国でそういった事態が起きており、しかも神戸より大規模なので深刻です。

今後、その波は日本にも拡大する可能性があります。

マスクが買えない状況がもうすでに身近にあります。

慌てずに冷静になり、手洗いや普通の健康的な生活を心掛け、本当にマスクが必要な方のためにも買占めなどの行為は慎んでもらいたいと心から思います。

まとめ
  • WHOのホームページで新型コロナウィルスに関する記事を読んでみました。
  • 新しいウィルスに関するニュースなので、まだ訳語が定着していない単語もあるかと思います。今後も注目します。
  • 英語のニュースと日本語のニュースを両方しっかりと見ていこうと思います。
  • 予防に関しては、手洗いと睡眠、食事に気を付けて、慌てず冷静を心掛けようと思います。

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